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第29回 東京モーターショー 1991

平成3年10月25日〜11月8日(幕張)

環境や安全を意識した出品車が主流を占めてきた。

第29回ショーは「発見、新関係。人・くるま・地球。」がテーマ。来場者数は東京モーターショー史上はじめて200万人を突破したが、15日間への期間変更や開場時間の延長により、来場者そのものの分散化が図られた。さらに北ホールの設置による会場面積の拡大もあり、展示面積を66.3%から54.1%に下げて通路を確保するなど来場者にやさしいショーを目指していた。出品車も「環境・人にやさしい」が特徴的。水素やメタノールといった代替エネルギー車が多数登場し、課題を克服しつつあった電気自動車も注目された。このほか、新素材による軽量化、小型化もキーワードとなった。また、1983年の第25回以来、8年ぶりにテーマ館が復活したのもトピックだった。


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