> 歴史 > 第21回
昭和50年10月31日〜11月10日(晴海)
隔年開催の初回として「くらしをくるまにのせて」という全体テーマを掲げ、自動車産業をとりまく環境・局面に対処する姿勢や主張を明確化した。テーマ館では日常生活とクルマの幅広い結びつき、輸出産業としての自動車と国の経済関係を紹介。また、大正7年製のデトロイト号電気自動車や昭和4年製スミダ号バスなどを通じて、先人たちの生活とクルマとのかかわり合いも紹介した。一方、規制対応が進む低公害技術の展示が盛んに行われ、トヨタはTTC-C/TTC-Vシステム、日産はNAPS方式など各メーカーの進捗状況を発表した。会期は3日短縮の11日間、会場も展示場5館に縮小された結果、来場者数は第9回以来はじめて100万人を割り込んだ。