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JNL-2009-46
2009年11月4日
第41回東京モーターショー2009(主催:社団法人日本自動車工業会、会長:青木 哲)は、千葉市・幕張メッセにて10月23日(金)から11月4日(水)まで会期(13日間)で開催され、本日午後6時に閉幕した。
今回の東京モーターショーはテーマを「クルマを楽しむ、地球と楽しむ」とし、環境と共生する中でクルマのもつ夢や楽しさを来場者に体感していただき、一人でも多くの方にクルマファン・バイクファンになっていただくことを目指した。
具体的には、各社が出展した世界初の発表となるワールドプレミア41台の内、その5割近い19台を電気自動車やハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、燃料電池電気自動車などの環境対応車が占めた。これらの最新モデルや最先端技術の紹介を通じ、日本の自動車メーカーが環境対応車や環境技術の分野で世界のトップランナーであることを発信することができた。
また今回初の試みとなった次世代車を含む最新の乗用車、二輪車試乗会等の特別企画にはたいへん多くの方に参加いただき、“クルマの夢・楽しさ・素晴らしさ”を体感していただけた。
今回は2007年の前回ショーより会期を4日間短縮、出品部門も乗用車・二輪車・部品機械器具部門からとした。また海外の乗用車メーカーの出品が3社にとどまった等の結果、総来場者数は614,400人となり、前回(2007年)の1,425,800人に比べ、811,400人減の43.1%となった。
今回の東京モーターショーは前回と比べ規模を縮小した開催ではあったが、国内外から多くの方にお越しいただくことができた。またショーテーマ「クルマを楽しむ、地球と楽しむ」についても訴求できたと考えている。
次回以降については、今回の結果を踏まえ、経済・市場の動向、クルマ社会を取り巻く環境の変化を見据えつつ、さらに多くの方にクルマファン・バイクファンになっていただける東京モーターショーを目指す。
次回ショーの概要は、2010年春に発表する予定である。
“クルマの夢、楽しさ、素晴らしさ”を訴求し、一人でも多くのクルマファン・バイクファンを増やすため、来場者向けに新しい様々な取り組みを行った。
国内6社のEV、燃料電池自動車を含む最新モデル30台に約3,000人が試乗。
国内3社と海外3社の小型から大型バイクまで最新モデル25台に約1,250人が試乗。
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会の協力を得て開催、過去から現在の時々を代表するクルマ40台を展示。
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員有志が中心となり、現役自動車ジャーナリストが一般来場者を案内し見どころを紹介するというユニークな企画に約450人が参加。
全日本自動車産業労働組合連合会(自動車総連/JAW)の協力により、次世代を担う子供たちが、“クルマの夢、楽しさ、素晴らしさ”を体験できるコーナー「親子deものづくり」を設置。ペーパークラフトカーの製作やモーターを動力とした模型の製作など、親子で楽しめるイベントに約1,600人が参加。
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