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第40回東京モーターショー 2007の概要について

JNL-2007-35
2007年9月20日

社団法人日本自動車工業会(会長:張 富士夫、以下自工会)は、本年10月26日(金)から11月11日(日)までの17日間(一般公開は10月27日(土)から)、千葉市・幕張メッセで、第40回東京モーターショー 2007を開催する。報道関係者招待日(プレスデー)は10月24日(水)、25日(木)の2日間。特別招待日(開会式)は10月26日(金)。

今回のショーテーマを「世界に、未来に、ニュースです。」(英文:“Catch the News, Touch the Future.”) とした。「東京モーターショーには、環境や安全、快適性はもとより、生活に多彩な楽しみ方や感動を提供するクルマが世界中から集う。こうした“わくわく・どきどきするクルマ”に出会える場であることをダイレクトに表現し、若者や女性にもひと言で“ショーへ来る楽しさ・意義”を伝えたい」という思いを込めた。

現時点では、世界11ヶ国・1地域から4政府・1団体・241社の出品者が参加する予定。幕張メッセの全施設を使用し、また屋外展示も行うことにより、展示面積では前回比11%増の44,587㎡となる。総出品台数は520台、その内ワールドプレミア(世界初の発表)は、 世界トップレベルの71台が予定されている。

今回のショーから、乗用車・商用車・二輪車・車体・部品・機械器具関連製品を含めた「新・総合ショー」として隔年で開催する。全てのカテゴリーから多様なワールドプレミアを含む最先端の製品や技術が集合する場として「コンパクトな展示で世界最高の情報発信力のある東京モーターショー」を目指す。

今回のショーでは、自工会活動の基本姿勢の一つである「クルマの夢や楽しさ、素晴らしさの具現化と訴求」の観点から、来場者が実際にクルマに触れ、一人でも多くの人にクルマファンになっていただけるよう、体験試乗会をはじめ従来以上に充実した「お客様参加・体験型」の特別企画を実施する。女性や若者、ファミリーなど幅広い来場者に一日楽しんでいただけるよう、エンターテインメント性をより高めていく。また、オフィシャルトラベルエージェンシーの指定やオンラインチケットシステム「e-tix」の導入など来場者サービスのより一層の向上を目指す。

なお、第40回東京モーターショーの開幕直前の10月10日(水)から14日(日)には表参道ヒルズ、10月18 日(木)から21日(日)には東京ミッドタウンにて、トヨタ自動車株式会社が開催する東京モーターショーのプレイベントに、自工会ブースを設け、東京モーターショーの歴史映像や今回のショーで実施するお客様「参加・体験型」イベントを紹介するなど情報発信を行う。


ワールドプレミアが71台、ジャパンプレミアが97台

今回、総出品台数は520台、その内ワールドプレミア(世界初の発表)が71台 (乗用車37台、商用車5台、二輪車26台、車体3台)、ジャパンプレミア(日本初の発表)が97台(乗用車71台、商用車2台、二輪車24台)と世界トップレベルの数となるプレミア・モデルがお披露目される。


充実の“お客様参加・体験型”特別企画

<多彩な体験試乗会>

東京モーターショーでは過去最多となる5つの試乗会を開催する。

  • 4×4 アドベンチャー同乗試乗会【新規】(幕張海浜公園 Gブロック)
    プロドライバーが運転する4輪駆動車に同乗し、特設アウトドアコースを体感。
  • セーフティドライブ体験試乗会【新規】(幕張海浜公園 Gブロック)
    ABS(アンチロックブレーキシステム)やESC(横滑り防止装置)の機能など、クルマの 安全性能を体感。
  • クリーンエネルギー車同乗試乗会(幕張海浜公園 D・Eブロック)
    燃料電池車等のクリーンエネルギー車に同乗し、クルマの未来を体感。
  • 商用車同乗試乗会(東ホール東側)
    トラック・バス等の様々な商用車に同乗し、商用車の進化を体感。
  • 少年少女モーターサイクルスポーツスクール(中央休憩ゾーン)
    バイク体験を通して、子供たちの豊かな心を育む。

<これからのクルマと社会を考えるシンポジウム>

  • 東京モーターショーシンポジウム2007(国際会議場)
    複数のテーマで様々な角度からこれからのクルマと社会を考えるシンポジウムを 開催。自工会張会長とユーザーがクルマについて直接対話するイベントも実施。

<オリジナル映像の上映>

  • ミニシアター〜クルマの夢・楽しさ・素晴らしさ〜(国際会議場)【新規】
    日本車の最先端の安全技術、環境技術をわかりやすく楽しく紹介する『クルマの夢編』。学生が自ら構想・設計・製作した車両により、“ものづくりの総合力”を競う「第5回 全日本学生フォーミュラ大会」(2007年9月12日〜15日開催)に挑戦する学生たちを 追ったドキュメンタリー『クルマの楽しさ・素晴らしさ編』。世界に誇る日本車の高い 技術力と、その源泉となる「ものづくり」への熱い想いが込められている2本のオリジナル映像を上映する。

<グランツーリスモ最新バージョン体験>

  • 『グランツーリスモ 5 プロローグ』:次世代カーライフ体感アリーナ(2階中央モール 東ホール前)
    株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの協賛により、「プレイステーション 3」用オンラインカーライフシミュレーター『グランツーリスモ 5 プロローグ』の体験コーナーを会場内に設置。 往年の人気スポーツカーから今回の東京モーターショーで発表される旬な新車を試乗体験できる。また、『グランツーリスモ 5 プロローグ』および「プレイステーション 3」とネットワーク環境によって、「走る、見る、知る、交流する」といった ‘次世代カーライフ’への先駆けも体感できる。

<楽しく学ぶ子供体験教室>

  • 親子で楽しむクリーンエネルギー車教室(国際会議場)
    クリーンエネルギー車について実験キットなどを使用しわかりやすく学んでもらう。
  • こどもカーモデラー体験教室【新規】(国際会議場)
    実際にクレイ(粘土)で作品を制作することにより、カーモデリングの世界を体験する。

<子供たちがクルマと親しむ「キッズパーク」> (北ホール 2F)

  • トミカ・チョロQコーナー
    第35回ショー(2001年)以来恒例となっている株式会社タカラトミー協賛によるミニカー展示・販売。今回はこれまでの「トミカコーナー」から「トミカ・チョロQコーナー」に名称を一新し、東京モーターショー開催記念モデルとして、「トミカ」に加え、赤外線コントロールチョロQ「Qステア」も販売する。
  • 幼児くるま絵画展
    今回で第10回目を迎える幼児くるま絵画展は、千葉市内の幼稚園児が描いた作品を 展示するもの。また今回は第10回記念企画として「夢をカタチにbyトミカ」と称し、幼児くるま絵画展に寄せられる3,500点以上の作品の中から、子供らしくユニークな 3作品を株式会社タカラトミーの協力を得て「トミカ」で再現し、トミカ・チョロQ コーナーに展示する。
  • スロットカー・サーキット【新規】
    溝(スロット)の付いた専用コースでスロットカーのスピードをコントロールし、速さを競う。

<ワイワイ楽しめるお祭り広場 「ライフスタイルパーク」>(西休憩ゾーン)※

トライアルバイクや千葉県警察本部白バイ隊のデモンストレーションなどを実施する。
また、ステージカーを利用したイベントステージではトークショーなどを展開する。
※10月30日(火)まで車体部門の屋外展示のため、ライフスタイルパークは11月1日(木)以降設置。


更に向上する新たな来場者サービス

来場者サービスの一層の向上を目指し、以下の対策を行う。

<車いす利用者特別見学日の継続実施>

第37回ショー(2003年)から継続して実施している車いす利用者特別見学日を、報道関係者招待日(プレスデー)2日目の10月25日(木)午後に設定する。車いす利用者本人と付添者が2名まで無料で入場できる。応募方法は、8月6日(月)から東京モーターショーオフィシャルWebサイトにて告知しており、9月21日(金)まで参加者を募集する。

<オフィシャルトラベルエージェンシーの導入>【新規】

株式会社幕張メッセの社内カンパニーである「メッセトラベルサービス」を「オフィシャルトラベルエージェンシー(以下OTA)」として指定し、来場者へのトラベリングサービスを総合的に提供する。OTAでは提携先である株式会社ジェイティービーと共同で国内外プレス、出品関係者の宿泊など各種サービスだけではなく、一般来場者誘致も行う。OTAのサービスは4月19日(木)より開始している。また、開催期間中には会場内中央エントランス2Fに現地デスクを開設し、交通・宿泊等全般にわたる各種サービスを提供する。また海外来場者向けの携帯電話レンタル(有料)も行う。詳しくはOTA Webサイトで。
(http://www.tokyo-motorshow.com/show/2007/hotel.html)

<オンラインチケットシステムの「e-tix」を導入>【新規】

今回新たな試みとして、国内外どこからでもインターネットでチケットを購入することができるe-tixを導入する。e-tixはインターネット上でクレジットカードにより決済後、 チケットを自宅やオフィス等でプリントアウトすることができるシステムで、本年8月1日(水)から東京モーターショーオフィシャルWebサイトにてサービスを開始した。また、10月10日(水)より、携帯電話でチケットを購入し、その携帯電話でそのまま会場に入場 することができるサービスも開始する。詳しくは、東京モーターショーオフィシャルWebサイトで。
(http://www.tokyo-motorshow.com/show/2007/ticket.html)

<東京モーターショーオフィシャルWebサイト>

今回新たにキッズページを開設し、子供に対しクルマや東京モーターショーへの興味を喚起する(4月19日(木)より開始 http://www.tokyo-motorshow.com/show/2007/kids/)。 また東京モーターショー唯一の公認Webサイトである「goo」との連携も強化し、より魅力的なコンテンツを提供する。「goo」の東京モーターショー公認サイトは9月3日(月)より本格開設している。

<「1人、1日、1kg CO2削減」応援キャンペーンに賛同>【新規】

第40回東京モーターショーでは、チーム・マイナス6%が進める「1人、1日、1kg CO2削減」応援キャンペーンに賛同し、チーム・マイナス6%のホームページでダウンロードできる「1人、1日、1kg CO2削減」の“チャレンジ宣言カード”を持参され、会場で東京モーターショーオフィシャルグッズをご購入される場合、5%の割引サービスをする。また、「JAMA情報発信&インフォメーションブース」(2階中央モール・中央ホール前)にて、 来場者が同宣言カードを登録し、その場で発行できるよう受付用パソコンを設置する。


以上