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JNL-2005-43
2005年09月27日
社団法人 日本自動車工業会(会長 小枝 至; 以下、自工会)は、本年10月21日(金)から11月6日(日)までの17日間(一般公開は10月22日(土)から)、千葉市の幕張メッセで、第39回東京モーターショー−乗用車・二輪車−(2005年)を開催する。
今回のショーテーマは「"Driving Tomorrow!" from Tokyo みんながココロに描いてる、くるまのすべてに新提案。」とした。"東京モーターショーは世界で一番進んだ技術やデザインに触れられる場・祭典でありたい。また、くるまは自然・地球環境にどこまでやさしくなれるのか、など「くるまとくるま社会」の最新情報を発信する場でありたい。"という思いを込めた。
現時点では、日本を含む13ヶ国・1地域から239社、5政府、1団体の出品者が参加する予定。出品者は第37回ショー(前回、2003年。以下同じ)より部品部門とカロッツェリア部門で計24社減少したが、出品面積はほぼ第37回ショー並みの4万m2強となる見込みである。
1954年に日比谷公園で産声をあげた東京モーターショーは、半世紀の歴史を重ね、本年のショーをもって新たな50年に向けて第一歩を踏み出す。それを記念し、50周年記念特別イベントを実施するほか、"参加・体験型"のコンセプトに基づいた様々な特別企画も用意し、女性や家族連れなど幅広い来場者に楽しんでいただけるショーを目指す。
今回、混雑緩和のため、週末を3回組み入れ、従来よりも会期を4日延長し17日間としたほか、車いす利用者がゆったりと見学できるように、車いす利用者特別見学日を報道関係者招待日2日目の10月20日(木)午後(13時から)に設ける。また、高齢者向けの休憩スペースとして好評をいただいているプライオリティシートを第37回ショーの450席から600席に大幅に増やすなど、来場者サービスを一層向上する。前売入場券は10月1日(土)から発売を予定している。
なお、2007年から、商用車・商用車ボディも含めた新総合ショーに衣替えし、隔年開催となるため、"乗用車・二輪車ショー"としては最後の開催となる。
今回、世界初の発表(ワールドプレミア)が79台、日本初の発表(ジャパンプレミア)が120台と多彩なプレミア・モデルがお披露目される。
第39回ショー(2005年) | 第37回ショー(2003年) | |
---|---|---|
ワールドプレミア台数 | 79台(内2輪29台)(13.8%) | 84台(内2輪33台)(13.7%) |
ジャパンプレミア台数 | 120台(内2輪37台) | 106台(内2輪27台) |
総出品台数 | 571台 | 612台 |
会期は、混雑緩和のため従来よりも4日延長し、週末を3回組み入れた。これにより、パリモーターショー(2004年)の16日間を上回り、主要国際モーターショーとしては世界最長の17日間となる。東京モーターショーでは、最長会期であった1968年の第15回ショー(17日間:10月26日(土)〜 11月11日(月)、晴海会場)に並ぶ。
なお、来場者数目標は、第37回ショー実績の142万人を上回る150万人とした。
報道関係者招待日(プレスデー)は10月19日(水)、20日(木)。特別招待日(開会式)は21日(金)。一般公開日は10月22日(土)から11月6日(日)まで、開場時間は平日10時00分〜18時00分、土・休日9時30分〜19時00分。
東京モーターショーの50年の歴史を振り返る特別イベントや"参加・体験型"のコンセプトに基づいた様々な特別企画も用意し、来場者の多彩なニーズに応えられるショーを目指している。
1954年に日比谷公園で産声をあげた東京モーターショーが、半世紀の歴史を重ね、本年のショーをもって新たな50年に向けて第一歩を踏み出すことを記念して、開催前の10月18日(火)に、日比谷公園にて、1950年代から70年代の懐かしの名車を集めた特別イベント"東京モーターショー50周年記念特別展示プレスプレビュー in日比谷公園"を開催する。
また会期中は、同イベントに参加した車両も含め、各年代を代表する往年の名車の実車展示と共に、東京モーターショーの50年を振り返る特別展示を、幕張メッセのイベントホールにて実施する。
第37回ショーで初めて行った燃料電池車・ハイブリッド車等の「クリーンエネルギー車同乗試乗会」を、今回も幕張メッセに隣接する幕張海浜公園をメイン会場に、報道関係者招待日初日の10月19日(水)から閉幕日の11月6日(日)まで毎日開催する。参加車両は7社から13台の予定で、新たに電気自動車・水素自動車が加わる予定。
一般来場者が気軽に参加でき、クルマを巡る最新の情報に触れることができるシンポジウムを開催する。安全、環境、クルマの税金、福祉車両、カロッツェリアなど7つのテーマで、10月29日(土)〜11月5日(土)の間、毎日(11月4日(金)を除く)開催される。
国内外のオリジナルカーメーカーによるカロッツェリア展示を行う。初めて実施した第37回ショーで来場者からの反響が大きく、継続して実施する。現在、米国・日本から8社が出品する。
交通安全啓発を目的に、交通安全体験企画やトライアルデモンストレーションを行う。また、パーク内に設置するステージカーでは、トークショーを始め、第 37回ショーから子供たちに好評を博した交通安全啓発のためのアトラクション「トラフィック戦隊アンゼンジャー」も登場する。また、千葉県警の協力により、パトカー・白バイの展示も含め交通安全イベントが実施される。
小学生が専門インストラクターの指導によるバイク体験を通じて「豊かな心を育む」ことを目的に、NMCA日本二輪車協会が全国各地で開催しているイベントが、東京モーターショーの会場で実施される。東京モーターショーの会場で行なわれるのは初めて。会期中の土・休日(計7日)に行う。
朝日新聞と朝日小学生新聞の協力により、クリーンエネルギー車について理解を深める「クリーンエネルギー車教室」を東京モーターショーの会場で開催する。対象は、総合学習の一環として招待する千葉市を中心とする小学校(定員450名)、並びに朝日新聞と朝日小学生新聞が一般募集する小学生(定員420名)とし、実験キットを使用しながら、わかりやすく学んでもらう。
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの協賛により、「プレイステーション2」専用レースゲーム『グランツーリスモ4』の体験コーナー、「『グランツーリスモ4』試乗体験アリーナ」を会場内に設置し、スポーツカー・レーシングカーから往年の名車に至るまで数多くの車に試乗体験できる。また、「プレイステーション2」専用バイクゲーム『ツーリストトロフィー』(今冬発売)も、世界に先駆け初めて体験できる。
株式会社トミーの協賛により、子供から大人まで楽しめるミニカーの世界を用意。今年で35周年を迎えるトミカの第1号モデルから最新のトミカまで歴代モデルを展示するトミカ35周年コーナーも設置される。また、恒例となった東京モーターショー開催記念のトミカに加え、今回初めて同開催記念のラジコンカー「エアロアールシー」も販売される。
株式会社ジェーシービーの協賛により、汎用非接触IC決済サービス「QUICPay(クイックペイ)」を搭載した「TOKYO MOTOR SHOW QUICPay /JCBカード」が、2005年9月のみ1万枚限定発行される。東京モーターショーでは、キャッシュレスで入場可能な電子チケットと会場内の仮設飲食売店、オフィシャルグッズショップ、自動車ガイドブック販売所などでキャッシュレスの決済が可能となる。申込みは、同社のWEBサイトhttp://www.jcb.co.jp/campaign/tms2/index.htmlで受け付ける。
来場者サービスの一層の向上を目指し、以下の対策を行う。
車いす利用者に混雑のない環境のなかでゆったり見学していただくために、初めて実施した第37回ショーに引き続き、車いす利用者特別見学日を報道関係者招待日2日目の10月20日(木)午後(13時から)に設定する。車いす利用者と付添者2名まで無料で招待する。8月1日(月)より9月20日(火)まで東京モーターショーオフィシャルWEBサイト等にて募集を行った。
2005年4月1日(金)より幕張メッセ常設施設内が全面禁煙となり、国際展示場2階中央モールに3ヶ所の喫煙ブースが設置されたことに伴い、屋外の休憩ゾーンにおいてもエリアによる分煙化を実施する。
高齢者向けの休憩スペースとして好評をいただいているプライオリティシートを第37回ショーの450席から、600席に大幅に増やす。
前売入場券は、10月1日(土)から、JR東日本のみどりの窓口・びゅうプラザ、旅行代理店(ジェイティービー、近畿日本ツーリスト ほか)、チケット取扱店(チケットぴあ、CNプレイガイド、都内及び近郊のプレイガイド)、コンビニエンスストア(セブン−イレブン、ローソン ほか)等で発売する。また平日のみ15時から割安で入場できるアフタヌーン入場券を設定する。
入場券 | 一般 | 中学・高校生 | 小学生以下 |
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前売入場券<10月1日(土)〜10月21日(金)> | 1,000円 | 500円 | 無料 |
当日入場券<10月22日(土)〜11月6日(日)> | 1,200円 | 600円 | 無料 |
アフタヌーン入場券<平日のみ15:00〜>(当日会場・JR海浜幕張駅のみでの販売) | 1,000円 | 500円 | 無料 |
団体券<30名以上> | 1,000円 | 500円 | 無料 |
※団体(30名以上)は、前売・当日の区別はない。また、旅行代理店または当日会場販売のみの取り扱いとなる。
ポータルサイト"goo"を運営するエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社が協賛し、9月1日(木)から主催者の唯一公認するWEBサイト( http://motorshow.goo.ne.jp )を開設されている。
同公認サイトでは、東京モーターショーの楽しみ方を提案し、会場の雰囲気を感じ取って頂ける多彩なコンテンツを提供する。また、東京モーターショーオフィシャルWEBサイトと相互リンクも行い、来場促進の強力なツールとして期待される。
主催者からの東京モーターショー情報発信の窓口として、東京モーターショーオフィシャルWEBサイト( http://www.tokyo-motorshow.com/ )を開設している。今後、順次ショー情報の充実を図り、来場者向けのナビゲーターとしていく。
今回より自動車ガイドブックは第47巻から掲載してきた輸入車情報を取り止め、国産車に特化した年鑑本とし、判型も従来のAB判からA4判にサイズアップすることで、情報量もアップし、モノクロであったカタログページもオールカラー化する。特集は「東京モーターショーの50年」と題し、昨年で50周年を迎えた東京モーターショーのこれまでの歩みを紹介する。10月19日(水)の報道関係者招待日から東京モーターショー会場および全国書店、ブックサービス(通信販売)で発売する。価格は1,200円(税込)と据え置いた。
東京モーターショーの出品者が、自社の出品物等の展示内容をショー開催前に発表する場合、これまで会期の一週間程前に報道解禁日を設定していたが、今回は報道解禁日を設定しない。各社の出品内容の報道発表は、自工会によるショー概要記者発表会(2005年9月27日(火))の翌9月28日(水)以降、各社の発表スケジュールで随時行われる。
以上