> プレスリリース > プレスリリース(2003/7/22)
JNL-2003-035
2003年07月22日
(社)社団法人日本自動車工業会(会長:宗国旨英)は、本年10月24日(金)から11月5日(水)までの13日間(一般公開は10月25日(土)から)、千葉県・幕張の幕張メッセ<日本コンベンションセンター>で、「いま、挑む心。Challenge&Change−希望、そして確信へ−」をテーマとし、第37回東京モーターショー−乗用車・二輪車−を開催する。
現時点での出品状況は、日本を含む14ヶ国、263社・4政府・1団体。全体では、前回(第35回、2001年)に比べ、出品者数で10社、2政府、1団体の減少となっているが、出品面積は、ほぼ前回並みの約42千・となる見込みである。今後、カロッツェリア部門での追加出品も見込まれるため、出品規模としては、社数・面積でも前回ショーレベルになるものと見込んでいる。
今回は、これまでモーターショーを主催してきた旧自動車工業振興会との統合(平成14年5月)後、初めて自工会が企画・主催する「乗用車・二輪車ショー」として、これまでとは違ったスタンスで新しいショーのスタイルを提供する。そのため、出品各社の多様な出品・展示とともに、様々な面で「お客様」の視点からの特別企画を取り入れる。
自動車産業が現在直面する環境・安全・グローバリゼーションなどの課題に取り組む現状を、ふんだんに用意した特別企画を通してお客様に訴求しご理解いただくために、「お客様参加型」で「双方向的なコミュニケーション」を提供する新しい東京モーターショーを目指す。
特別企画としては、国内外のオリジナルカーメーカーやチューニングメーカーによるカロッツェリア展示、専門家向けのテーマから一般来場者にも気軽に参加していただける多彩なテーマのシンポジウムやフォーラム、燃料電池車・ハイブリッド車・CNG車の同乗試乗会、西休憩ゾーンに特設ステージを設けて安全について楽しく理解を深める安全イベントや人とクルマとの関わりをテーマにしたエンターテイメント、子供たちが遊んで学べる環境・安全体験など来場者参加型イベントを実施する。
入場券の前売販売は、9月1日(月)から開始するが、子供たちがクルマに直接触れ学ぶ機会を提供する一環として、今回初めて、小学生以下の入場料を無料化し、高校生についても、従来は一般扱いであったが、半額とした。さらに、ナイター入場開始時間を一時間前倒し、15:00からの入場とした。
また、来場者サービス向上の一環として、携帯電話をインターフェイスとした会場でのモーターショー情報の発信サービスMotor Info Gate(凸版印刷株式会社協賛)を導入する。さらに、車いす利用者特別見学日を報道関係者招待日2日目の10月23日(木)13:00〜18:00に設定し、8月1日(金)より東京モーターショーホームページ(http://www.tokyo-motorshow.com)などで募集案内をする。車いす利用者と付添者2名まで無料で入場できる。
こうした取り組みにより、「お客様参加型」で「双方向的なコミュニケーション」を提供する新しい東京モーターショーをご来場者に実感していただけるものと期待している。
幕張メッセに隣接する幕張海浜公園にて、自動車メーカーの協力を得て、燃料電池車、ハイブリッド車およびCNG車などのクリーンエネルギー車を集めて、来場者に体験していただける同乗試乗会を開催する予定である。
幕張メッセのイベントホールに特設するカロッツェリア展示は、現時点の申し込みでは、オリジナルメーカー・チューニングメーカー12社30台の展示を予定している。その他同ホール内に、「2003年全日本学生フォーミュラ大会」(社団法人自動車技術会主催)の入賞車(上位3台)の展示も行う。さらに、カロッツェリア展示の雰囲気に合わせた、お洒落な「カロッツェリア・カフェ」も設け、ゆったりした雰囲気のなかで国内外の代表的なユニークなクルマを楽しんでいただく予定である。
シンポジウムは、会期中の平日に幕張メッセ・国際会議場や西休憩ゾーン特設ステージにて開催する。国土交通省、環境省、社団法人自動車技術会および自工会が環境、安全、デザイン、新技術、バイク、モーターショー、モータースポーツなど16のテーマで多彩なシンポジウムやフォーラムを開催する。
交通安全イベントとして、幕張メッセ・西休憩ゾーン(イベントホール西側)において、「トライアルバイクのデモンストレーション」、特設ステージにおいてトークショースタイルの「安全運転のコツ」なども計画中。また、千葉県警の協力も得て、シートベルトコンビンサーや運転適性診断車も設置し、来場者参加型の安全体験イベントを提供する。
さらに、特設ステージでは、人とクルマとの関わりをテーマにしたエンターテイメント、学生バンドや千葉県警音楽隊の演奏なども計画している。
携帯電話をインターフェイスとした情報発信サービスMotor Info Gate(凸版印刷株式会社協賛)を導入する。このシステムは、非接触ICタグを来場者に配布し、会場内に設置されるテーマ別のスキャナにICタグをかざすことにより、来場者が希望するショー関連情報が即時にメール配信されるものである。ICタグの配布は、会期中15万枚を予定している。
また、車いす利用者特別見学日を報道関係者招待日2日目の10月23日(木)13:00〜18:00に設定し、8月1日(金)より東京モーターショーホームページ(http://www.tokyo-motorshow.com)などで募集案内をする。車いす利用者と付添者2名まで無料で入場できる。これは、前回(第35回、2001年)で米国同時多発テロの影響で中止となった企画を今回復活させるもの。 詳細はこちら
ポスターデザインは、アートディレクターの塚田亮二(つかだ りょうじ)氏。躍動感を表わすパターンをバックにポップなイメージとし、近年若者に受けているアメリカン・コミック調でダイナミックにまとめ、様々な課題に正面から挑み、変革へ力強く前進する「東京モーターショー」であることを視覚的に訴求した。
入場券 | 一 般 | 中・高校生 | 小学生以下 |
---|---|---|---|
前売入場券<9月1日(月)〜10月24日(金)> | 1,000円 | 500円 | 無料 |
当日入場券<10月25日(土)〜11月5日(水)> | 1,200円 | 600円 | 無料 |
ナイター<15:00〜>入場券(会場販売のみ) | 1,000円 | 500円 | 無料 |
入場券の販売委託先については、セブン・イレブンで新たに全国9,600店でコンピュータ券の取扱いが始まるなど、取扱先を大幅に拡大した。販売委託先は、JR東日本みどりの窓口・びゅうプラザ、旅行代理店(JTB・東急観光など)、チケット販売会社(チケットぴあ、CNプレイガイド、都内及び近郊のプレイガイド)、コンビニエンスストア(セブン・イレブン、ローソンなど)等である。
第35回(2001年) | 第37回(2003年) | 増 減 | |
---|---|---|---|
乗用車部門 | 37社 | 38社 | 1社(新規は起亜・ブガッティ。いすゞ不参加) |
二輪車部門 | 11社 | 12社 | 1社(新規はトライアンフ・KTM。ピアジオ不参加) |
部品部門 | 225社、6政府、2団体 | 201社、4政府、1団体 | △24社、2政府、1団体 |
カロッツェリア部門 | - | 12社 | 12社 |
合 計 | 273社、6政府、2団体 | 263社、4政府、1団体 | △10社、2政府、1団体 |
出品総面積 | 42,119m2 | 41,631m2 | △488m2 |
出品国数 | 13ヶ国 | 14ヶ国 | 1ヶ国(<増>オーストリア・デンマーク、<減>ベルギー) |
以上